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眼科手術研究会
白内障手術における7-0無染色ポリグリコール酸縫合糸の使用経験
著者: 馬嶋昭生1 橋本勝1
所属機関: 1名古屋市立大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.989 - P.994
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新しい手術術式や器具と同様に,器材の開発と改良は,手術成績の向上はもとより術後の苦痛を軽減し加療期間を短縮するなど多くの点で極めて重要である。眼科手術において縫合糸の占める役割は大きく,その進歩には常に関心を持たざるをえない問題である。
合成・吸収性縫合糸の1種であるポリグリコール酸縫合糸は,1968年American Cyanamid社のDevis & Geck部門で開発され,1971年にDexonの名称で製品化され,すでに日本にも輸入されており,外科の各分野で広く使用されてゆく傾向にある。
新しい手術術式や器具と同様に,器材の開発と改良は,手術成績の向上はもとより術後の苦痛を軽減し加療期間を短縮するなど多くの点で極めて重要である。眼科手術において縫合糸の占める役割は大きく,その進歩には常に関心を持たざるをえない問題である。
合成・吸収性縫合糸の1種であるポリグリコール酸縫合糸は,1968年American Cyanamid社のDevis & Geck部門で開発され,1971年にDexonの名称で製品化され,すでに日本にも輸入されており,外科の各分野で広く使用されてゆく傾向にある。
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