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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科32巻6号

1978年06月発行

文献概要

眼科手術研究会

白内障手術における7-0無染色ポリグリコール酸縫合糸の使用経験

著者: 馬嶋昭生1 橋本勝1

所属機関: 1名古屋市立大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.989 - P.994

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緒 言
 新しい手術術式や器具と同様に,器材の開発と改良は,手術成績の向上はもとより術後の苦痛を軽減し加療期間を短縮するなど多くの点で極めて重要である。眼科手術において縫合糸の占める役割は大きく,その進歩には常に関心を持たざるをえない問題である。
 合成・吸収性縫合糸の1種であるポリグリコール酸縫合糸は,1968年American Cyanamid社のDevis & Geck部門で開発され,1971年にDexonの名称で製品化され,すでに日本にも輸入されており,外科の各分野で広く使用されてゆく傾向にある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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