icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科32巻7号

1978年07月発行

文献概要

総説

点眼薬の眼内挙動

著者: 長滝重智1

所属機関: 1東京大学医学部眼科

ページ範囲:P.1057 - P.1066

文献購入ページに移動
緒 言
 薬物の点眼は,眼科領域でもつとも日常的な投与方法であり,点眼された薬物の眼内挙動を知ることが,適切な治療をおこなう上で必須であることは言をまたない。希望する薬物効果がえられ,しかも副作用を最小限にすることは,薬物治療の目標といえるが,点眼薬においてもまた,眼内濃度を至適にしてかつ眼外や全身への吸収を最少にするような最適の点眼方法が考えられなければならない。
 点眼薬の眼内における濃度変化に影響する因子を大きく分けると次の3点になる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら