icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科32巻7号

1978年07月発行

文献概要

臨床報告

網膜色素変性症の視力予後に関する研究,特に初診時視力と長期視力予後との関係について

著者: 窪田靖夫1

所属機関: 1千葉大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1138 - P.1140

文献購入ページに移動
緒 言
 さきに著者1)は網膜色素変性症の長期視力予後について検討し,若年発病群と高年発病群の間に視力低下傾向に差がないこと,視力の低下は0.6前後にいたるまでは緩徐であるが,0.5以下になると視力は比較的急速に低下することなどを報告した。
 今回は,初診時における視力別にその進行性(長期視力予後)について検討したのでここに報告する。初診時の視力の状態から,10年後,あるいはそれ以上の時期における視力をある程度まで推定できれば,患者に対する職業の選択や生活面での指導などに極めて有効であろうと考えたからである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら