文献詳細
神経眼科講習会
文献概要
緒 言
視交叉近傍病変の診断は,年齢,性,既往歴,現病歴,臨床症候,内分泌学的検査,各種補助検査法などを参考にして行われる。なかでも眼症候とレ線診断は極めて重要である。さきに眼症候発現の理解に必要な視交叉近傍構造の臨床解剖と解剖学的変異について述べた。これらの基礎知識をもとにして本稿では,まず視交叉近傍病変のレ線診断に必要な,視交叉近傍の単純写上のレ線解剖とその解剖学的変異について論じる。
視交叉近傍病変の診断は,年齢,性,既往歴,現病歴,臨床症候,内分泌学的検査,各種補助検査法などを参考にして行われる。なかでも眼症候とレ線診断は極めて重要である。さきに眼症候発現の理解に必要な視交叉近傍構造の臨床解剖と解剖学的変異について述べた。これらの基礎知識をもとにして本稿では,まず視交叉近傍病変のレ線診断に必要な,視交叉近傍の単純写上のレ線解剖とその解剖学的変異について論じる。
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