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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科32巻9号

1978年09月発行

臨床報告

白内障顕微鏡下嚢外摘出術の再検討

著者: 村田忠彦1

所属機関: 1熊本大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1343 - P.1347

文献概要

緒 言
 白内障状態においても水晶体嚢は混濁せず完全な透明性を維持しており,嚢外摘出術後も残された後嚢の透明性は完全かつ永続的に保たれる。私の確認したこの事実に基づいた新しい顕微鏡下嚢外摘出術を発表1)して以来4年が経過した。その後も乳児より高齢者に至る多数の白内障手術に本手術法を施行し,本法の安全性と確実性を更に確めえたが,その間の経験からなお若干の改良を行い,本法を行うにあたつて注意すべきいくつかの知見も得たので報告する。ただし手術についての基本的な点については何らの変更はない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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