icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科33巻1号

1979年01月発行

文献概要

連載 眼科図譜・254

眼窩に初発した緑色腫の1症例

著者: 星野元宏1 近藤順子1 市川宏1 小林政英2

所属機関: 1名古屋大学医学部眼科学教室 2名古屋大学医学部第一内科

ページ範囲:P.6 - P.7

文献購入ページに移動
〔解説〕
 緑色腫は腫瘍形成性白血病の特異な型の一つであり,緑色調を呈する事が特徴である。今回私たちは,急激な眼球突出を初発症状とした緑色腫の1例を経験し,その特徴である緑色あるいは灰緑色をカラー撮影したので報告する。さらに本例は,組織学的に緑色腫と診断されながらも術後3カ月間にわたつて血液学的に白血病がみられなかつた,きわめてまれな興味ある症例であつた。
 患 者:9歳女児。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら