文献詳細
連載 眼科図譜・263
文献概要
〔解説〕
眼窩静脈瘤は間歇性の眼球突出という臨床所見が特徴とされている。確定診断には静脈撮影または外科的に静脈瘤の存在を確かめる事が必要であり,このような報告は比較的少ない1〜6)。われわれはCTスキャナー,眼窩静脈撮影により眼窩静脈瘤と診断した症例を経験した。本症のCTスキャン所見の報告はまだなく,また定型的な静脈撮影の写真も報告が少ないのでこの例を報告する。
症例:42歳,男子。
眼窩静脈瘤は間歇性の眼球突出という臨床所見が特徴とされている。確定診断には静脈撮影または外科的に静脈瘤の存在を確かめる事が必要であり,このような報告は比較的少ない1〜6)。われわれはCTスキャナー,眼窩静脈撮影により眼窩静脈瘤と診断した症例を経験した。本症のCTスキャン所見の報告はまだなく,また定型的な静脈撮影の写真も報告が少ないのでこの例を報告する。
症例:42歳,男子。
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