文献詳細
眼科手術学会
文献概要
緒 言
先天性眼振については種々の手術方法が考案されており,また,Dell'Osso (1972)以来,定量的な眼球運動記録1〜3)によつて眼振の静止位(nullrcgion)を鑑定し,手術筋の選択および量定が決定されるようになつている。
これまで,先天性眼振の手術はface turnの矯正に,水平筋に対しては広く行われているが,上下筋に対してはPierse4),Cüppers5),Parks6),Sch-lossman7),Bastian8),などの報告が散見するのみである。
先天性眼振については種々の手術方法が考案されており,また,Dell'Osso (1972)以来,定量的な眼球運動記録1〜3)によつて眼振の静止位(nullrcgion)を鑑定し,手術筋の選択および量定が決定されるようになつている。
これまで,先天性眼振の手術はface turnの矯正に,水平筋に対しては広く行われているが,上下筋に対してはPierse4),Cüppers5),Parks6),Sch-lossman7),Bastian8),などの報告が散見するのみである。
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