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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科33巻11号

1979年11月発行

薬の臨床

実質型角膜ヘルペスの免疫療法—第2報 PS-K (Krestin)による治療成績

著者: 加藤富士子1 大野重昭1 松田英彦1

所属機関: 1北海道大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1451 - P.1455

文献概要

緒 言
 近年,何らかの免疫学的異常が示唆される疾患に対して,非特異的免疫療法が有効であるという報告が増えてきている。
 われわれは前報で実質型角膜ヘルペスにおける検索の結果,宿主の生体免疫能の低下を指摘した1)。そしてこれが本症の病態形成に何らかの関与をしていると考え,その病態を改善するため,従来のIDU, steroid療法にかわる免疫療法をLevamisoleを用いて試みた。その結果,視力および角膜浮腫の著明な改善をみたことを報告した1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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