文献詳細
文献概要
特集 第32回日本臨床眼科学会講演集 (その1) 学会原著
Trifluorothymidineおよびadenine arabinosideによる角膜ヘルペスの治療成績
著者: 塩田洋1 井上須美子1 今井睦子1 山根伸太1 小川剛史1
所属機関: 1徳島大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.145 - P.150
文献購入ページに移動現在わが国においては,IDUは角膜ヘルペス患者に対して唯一の化学療法剤として使われている。しかしその効果には限界があり,新しい抗ヘルペス剤の導入が望まれている。著者らは今回,核酸合成阻害剤に属するtrifluorothymidine (F3T)およびadenine arabinoside (ara-A)を使用する機会を得たので,角膜ヘルペスに対するこれら薬剤の臨床成績について報告する。
掲載誌情報