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特集 第32回日本臨床眼科学会講演集 (その1) 学会原著
乳頭陥凹のパターンと緑内障性視野変化
著者: 中谷一1 前田一美1 住江憲勇1 鈴木範人2 佐藤秀朗2 横関俊介2
所属機関: 1大阪厚生年金病院 2大阪大学工学部
ページ範囲:P.197 - P.201
文献購入ページに移動われわれはモアレ理論を使つて乳頭の深さを臨床的,定量的に測定する方法を発表してきた。しかし眼底上でモアレ縞を発生させる方法3,4),格子縞のある2枚のフイルムを重ねる方法5),いずれの方法も発生したモアレ縞が不明瞭であつた。このため前回報告のした眼底撮影装置5)によつて得られた1枚の格子像のある眼底フイルムを解析して陥凹の深さを定量的に測定する装置を作成し,既に一部は1978年に行なわれた国際眼科学会緑内障シンポジウムで発表した6)。
今回はこれらの装置を使つて正常および視野障害を持つ緑内障眼の乳頭を立体的に検討を加えたので報告する。
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