icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科33巻3号

1979年03月発行

文献概要

特集 第32回日本臨床眼科学会講演集 (その2) 学会原著

Preretinal macular fibrosisおよびCellophane maculopathyの後部硝子体所見

著者: 油井恵美子1

所属機関: 1福島県立医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.289 - P.296

文献購入ページに移動
緒 言
 黄斑部に好発し,セロファン膜様異常反射および皺襲形成または膜形成を来す一連の疾患については,種々の名称1〜5)が提唱されていることから明らかな様にその発生機転をめぐつて定説がなく,後部硝子体の関与は示唆されながらも,十分な検討はなされていない。
 後部硝子体と網膜との相互作用を解明するためには,眼底および後部硝子体所見を十分観察することがまず必要であり,細隙灯顕微鏡検査がこれらの所見を詳細に把握する上に最も適切な方法と考えられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?