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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科33巻4号

1979年04月発行

文献概要

特集 第32回日本臨床眼科学会講演集 (3) 学会原著

漿液性髄膜炎を伴う網脈絡膜疾患の数例

著者: 小原博亨1 成木黎 神谷貞義 真野清子2 桑山和加子2

所属機関: 1県立多治見病院 2名古屋大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.447 - P.455

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緒 言
 Leptomeningitisは細菌,真菌,原虫,Virusなどによる感染性髄膜炎と,Sarcoidosis, Behçet症候群,癌性髄膜炎等の非感染性髄膜炎とに大別されるが,非細菌性でしかも,髄液に炎症性反応が見られるものを総称して漿液性髄膜炎(SeröseMeningitis)または無菌性髄膜炎(AseptischeMeningitis)というが,Vogt−小柳−原田症候群およびBehçet病はSeröse Meningitisを伴うとされているが,著者らはVogt−小柳−原田症候群およびBehçet病を除いた網脈絡膜炎を伴う眼疾患で,Seröse Meningitisを伴う症例を5例報告したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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