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特集 第32回日本臨床眼科学会講演集 (その4) 学会原著
前房隅角螢光造影法
著者: 木村良造1
所属機関: 1東北大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.629 - P.633
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NovotnyおよびAlvis1)により開発された螢光眼底造影法はその後著しい発展を遂げてきており,眼底疾患の診断および治療上,その貢献ははかり知れない。
今日では,螢光観察および造影法は眼底のみにとどまらず,結膜2〜5),角膜3,5),虹彩5〜9),前房隅角2,5,8,9),および毛様体2,10,11)とほぼすべての眼部に応用され発展している。上記各部位の螢光造影法は眼底に代表されるごとく,既に完成の域に達したものも少なくはないが,前房隅角螢光造影(以下FGPと略)にはいまだに確立した方法が見当らない。
NovotnyおよびAlvis1)により開発された螢光眼底造影法はその後著しい発展を遂げてきており,眼底疾患の診断および治療上,その貢献ははかり知れない。
今日では,螢光観察および造影法は眼底のみにとどまらず,結膜2〜5),角膜3,5),虹彩5〜9),前房隅角2,5,8,9),および毛様体2,10,11)とほぼすべての眼部に応用され発展している。上記各部位の螢光造影法は眼底に代表されるごとく,既に完成の域に達したものも少なくはないが,前房隅角螢光造影(以下FGPと略)にはいまだに確立した方法が見当らない。
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