文献詳細
特集 第32回日本臨床眼科学会講演集 (その5)
学会原著
文献概要
緒 言
ベーチェット病における硝子体病変としては硝子体混濁,後部硝子体剥離が想起され,末期では網膜を牽引する程の線維化を生じ,網膜剥離を併発したり,硝子体そのものが消失する高度の変化を示す報告もある1)。
これらの硝子体病変の網膜血管病変に対する影響についてはいまだ検討されたことがなく,さらに硝子体病変についての多数例での臨床的検索はなされていない。
ベーチェット病における硝子体病変としては硝子体混濁,後部硝子体剥離が想起され,末期では網膜を牽引する程の線維化を生じ,網膜剥離を併発したり,硝子体そのものが消失する高度の変化を示す報告もある1)。
これらの硝子体病変の網膜血管病変に対する影響についてはいまだ検討されたことがなく,さらに硝子体病変についての多数例での臨床的検索はなされていない。
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