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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科33巻7号

1979年07月発行

文献概要

特集 第32回日本臨床眼科学会講演集 (その6) 学会原著

硝子体出血に伴う硝子体内膜様物の診断について

著者: 大鳥利文1 法貴隆1 坪井俊児1 浜田陽1 初川嘉一1 太田路子1

所属機関: 1近畿大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.979 - P.990

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緒 言
 近年わが国においても平均寿命がのび高令者が増加しているので,網膜の血管病変やこれに伴う硝子体出血の症例は増加するものと思われる。
 硝子体内に大量の出血をきたした場合,硝子体内に膜形成をきたすことが多い。このような症例において,硝子体内の膜が剥離網膜であるのか,単なる硝子体出血に起因する膜であるかを鑑別することは臨床上大切な問題であるが,超音波所見からだけでは判断しにくいことがあるとされている1〜13)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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