文献詳細
特集 第32回日本臨床眼科学会講演集 (その6)
学会原著
文献概要
緒 言
CT(Computcd Tomography)により,眼窩部の影像を求める場舎,理論的には,およそ三つの方向からの切断が考えられる。すなわち,水平断,冠状断,および矢状断の三つである(図1),この中,水平断を行なう場合の断面の設定条件については,著者らはすでに述べた1)。今回は,眼窩部においてもその有用性が認められてきた冠状断層撮影(Coronal Section)に関して2〜6),冠状断実施の際に,常に一定の部位,方向でこの部を切ることができるとすれば,いかに条件を設定したらよいかを検討した。装置としてはACTA-0200−FSを用いた。
CT(Computcd Tomography)により,眼窩部の影像を求める場舎,理論的には,およそ三つの方向からの切断が考えられる。すなわち,水平断,冠状断,および矢状断の三つである(図1),この中,水平断を行なう場合の断面の設定条件については,著者らはすでに述べた1)。今回は,眼窩部においてもその有用性が認められてきた冠状断層撮影(Coronal Section)に関して2〜6),冠状断実施の際に,常に一定の部位,方向でこの部を切ることができるとすれば,いかに条件を設定したらよいかを検討した。装置としてはACTA-0200−FSを用いた。
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