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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科33巻7号

1979年07月発行

文献概要

特集 第32回日本臨床眼科学会講演集 (その6) 学会原著

ナフタリン白内障の走査電子顕微鏡による初期像の研究

著者: 富永晄子1

所属機関: 1鳥取大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1015 - P.1020

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緒 言
 白内障の成因を解明する補助手段として,動物を川いての実験的白内障の研究は数多くなされてきた。ナフタリンを投与された動物に白内障が発生することは,すでによく知られ,ナフタリン自内障といわれ,紅織学的に多くの報告が1〜7)あるが,主に光学顕微鏡あるいは透過型電子顕微鏡(以下透過電顕と略す)による観察である。今回,著者は,ナフタリン白内障家兎の水晶体線維の病理学的変化,特に,その皮質水品体線維の初期像を走査型電子顕微鏡(以下走査電顕と略す)を用いて観察したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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