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総説
神経眼科学序論—診断の取組み方と視路の問題
著者: 井街譲1
所属機関: 1兵庫医科大学眼科学教室
ページ範囲:P.1089 - P.1096
文献購入ページに移動この際左右眼の黄斑部から周辺部に写る外界の結像の異なる事により,距離感を持ら立体視を行い理解する。このようなvisuo-sensoryの働きのmechanismと異常の現われた時,その異常の局在と病理を知るのが第1の課題である。これに引続いて,左右の眼が外界の対像の動きを追跡する機能,距離に応じて正確に輻輳,瞥見,共軌の運動をどのように行うか,両眼の眼筋運動の生理と解剖,その異常についての病理を考えるのが第2のocular motor systemの問題となる。
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