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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科34巻1号

1980年01月発行

文献概要

眼科手術学会

Pars plana vitrectomy後急激なmassive periretinal proliferationにより網膜剥離を来たした1例

著者: 大島健司1 橋本芳昭1

所属機関: 1福岡大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.55 - P.58

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 44歳の男子の左眼の硝子体出血に対し,VISCXを用いてVitrectomyを行つたところ,術後8日目にmassive periretinal prolifcration (MPP)により網膜剥離を来たした。この症例に対し術後14日目にVISC Xを用いてmembrane pceling,赤道部締結術,SF6によるgas tamponadeを行い,網膜を復位させた。その後再びMPPが再発したが,Ocutomeを使用してmembrane peelingを行い網膜を完全に復位させ,その後6ヵ月間再発なく,矯正視力1.0である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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