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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科34巻10号

1980年10月発行

文献概要

臨床報告

一過性黒内障の主な原因

著者: 真壁祿郎1

所属機関: 1フランクフルト大学眼科

ページ範囲:P.1431 - P.1434

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 一過性黒内障のため内頸動脈狭窄の疑いで紹介された患者111例に諸検査のほかOphthalmodyna-mometrieを行った。内頸動脈狭窄は21例(18.9%)に確認されたに過ぎない。大多数の72例(64.9%)の患者では眼動脈血圧に左右差はないが高度の起立性下降が証明され,全身的の循環障筈によるものであった。18例(16.2%)は眼動脈血圧の特に抗張期だが著明に上昇している高血圧患者であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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