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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科34巻10号

1980年10月発行

眼科手術学会

水晶体嚢内摘出に続くBinkhorst 4−loop lens挿入,連続383例の成績—第2報 両眼への挿入,2次挿入および糖尿病眼への挿入に関する成績

著者: 原孜1 原たか子1

所属機関: 1原眼科病院

ページ範囲:P.1459 - P.1461

文献概要

 水晶体嚢内摘出術に引続くBinkhorst 4−loop レソズ挿入の連続383眼の成績のうち,今回は両眼への挿入,2次挿入および糖尿病眼への挿入について述べた。成績は次の通りである。
 1.両眼IOL挿入:74人(23.9%)に行った。
 2.IOL 2次挿入:7例(1.8%)に行った。
 IOLが+19.5dの場合,術前のメガネの矯正度は+11.0d〜+13.0dの範囲であれば術後の高度屈折異常を来さない事が示された。
 3.DMへの挿入:16人(5,2%)22眼(5.7%)に挿入した。術後平均視力は0.9であり,IOL挿入による悪影響は認められなかった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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