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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科34巻11号

1980年11月発行

文献概要

臨床報告

網膜皺襞を呈したtilted disc syndromeの3例

著者: 坂井豊明1 桜井泉1 武田啓治1 難波克彦1

所属機関: 1新潟大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1519 - P.1523

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 Tilted disc syndromeに網膜皺襞という新しい症状をもった3例を報告した。皺襞は後部ブドウ腫の上方にあり,傾きのある縦方向の波状の微細な網膜皺襞であった。その成因に関しては不明とせざるをえないが,tilted discという視神経乳頭の発生異常と後部ブドウ腫という眼球の形態の変化が,網膜神経上皮層にある限局した範囲にひだを形成したものと推定され,今後さらにその経過を追究する予定である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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