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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科34巻12号

1980年12月発行

文献概要

臨床報告

Chandler症候群の2例

著者: 馬嶋明1 田邊吉彦1 三宅三平1 邱信男2

所属機関: 1名古屋大学医学部眼科学教室 2静岡済生会病院

ページ範囲:P.1617 - P.1620

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 1)48歳男性と50歳男性のChandler症候群2例を報告した。
 2)症例の特徴は他覚所見として,角膜内皮変性と角膜浮腫,軽度の虹彩萎縮,強い周辺虹彩前癒着,軽度の眼圧上昇などがあり,自覚症状として視力障害を訴え,いずれも片眼性で,家族発生をみていないことである。
 3)治療は主に角膜液腫に向けられ,降圧剤の点眼・内服,高張液の点眼などの対症療法を行ない,現在,良好な経過をとっている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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