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臨床報告
遠視性不同視におけるTNO stereotestの評価
著者: 神田孝子1
所属機関: 1愛知県総合保健センター
ページ範囲:P.1633 - P.1639
文献購入ページに移動 random-dotstereotestの一つであるTNO stcreo-tcstを正常小児(3〜10歳),および遠視性不同視のあるものに対して行ない,その結果をTit-mus stereotestと比較して次の結果を得た。
(1)正常小児のstcrcoacuityはTNO stereo-testではPlatc Ⅵ (120 sec)以上,Titmus stereo-testではcircle No.5(100 sec)以上である。
(2)遠視性不同視があると両テストによるstcrcoacuityは悪化するが,弱視の有無,眼鏡の有無などいずれの条件の場合にもTNOの方が厳しく判定される。すなわちTNO screening platesでは不合格者があるが,Titmus fly testではほとんどの者が合格する。定量表でstercoacuityをみても常にTNOの方が正常範囲に入る者が少なく,また個々の症例毎にみてもほとんどの例でTNOによる判定の方が悪い。
(3)不同視を眼鏡により矯正すると両テストによるstereoacuityは改善される。
(1)正常小児のstcrcoacuityはTNO stereo-testではPlatc Ⅵ (120 sec)以上,Titmus stereo-testではcircle No.5(100 sec)以上である。
(2)遠視性不同視があると両テストによるstcrcoacuityは悪化するが,弱視の有無,眼鏡の有無などいずれの条件の場合にもTNOの方が厳しく判定される。すなわちTNO screening platesでは不合格者があるが,Titmus fly testではほとんどの者が合格する。定量表でstercoacuityをみても常にTNOの方が正常範囲に入る者が少なく,また個々の症例毎にみてもほとんどの例でTNOによる判定の方が悪い。
(3)不同視を眼鏡により矯正すると両テストによるstereoacuityは改善される。
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