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特集 第33回日本臨床眼科学会講演集 (その1) 学会原著
眼球打撲症における眼底後極部病変の検討—外傷性扇形脈絡膜萎縮について
著者: 難波彰一1 北庄司清子1 平井健一1 大沢英一1 松山道郎1
所属機関: 1大阪市立大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.113 - P.122
文献購入ページに移動(2)これら外傷性扇形脈絡膜萎縮病巣は乳頭黄斑部付近に起つた外傷の直達外力による病巣(concussion necrosisあるいはchoroidal rupture)を頂点として発現していた。
(3)発現部位は眼底の垂直方向周辺部に向つて伸展しており,水平方向(3時,9時方向)に発現していた症例は皆無であり,この領域を支配する長後毛様動脈循環は打撲により障害され難いものと推測された。
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