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追悼
桐沢長徳先生を偲ぶ
著者: 水野勝義1
所属機関: 1東北大学
ページ範囲:P.269 - P.269
文献購入ページに移動 桐沢先生は昭和30年5月東北大学医学部教授になられ,同46年3月定年退官されるまで眼科学講座を担当されました。ご在任期間における先生の学者として,教育者として,臨床家としてまた管理者としてのご業績は数え切れない程であり,大きな影響を後世に残されました。
なかでも,先生のライフワークの一部であつた「眼科領域における薬物療法」と「眼の形成外科」に関する多くの論文は,この方面の開拓者的研究であり,当時の学会はもとより,現在の学会でも高く評価されているし,その晩年に手がけられた「眼サルコイドージス」に関する広範囲な研究や「ブドウ膜炎」の研究もまたユニークなもので,現在の教室における研究テーマの一部となつており,先生の確かな先見の明と,すぐれた卓見の証しであろう。
なかでも,先生のライフワークの一部であつた「眼科領域における薬物療法」と「眼の形成外科」に関する多くの論文は,この方面の開拓者的研究であり,当時の学会はもとより,現在の学会でも高く評価されているし,その晩年に手がけられた「眼サルコイドージス」に関する広範囲な研究や「ブドウ膜炎」の研究もまたユニークなもので,現在の教室における研究テーマの一部となつており,先生の確かな先見の明と,すぐれた卓見の証しであろう。
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