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特集 第33回日本臨床眼科学会講演集 (その2) 学会原著
EOG測定の臨床応用に関する研究—その3.杆体—錐体ジストロフィーの病型について
著者: 湯沢美都子1
所属機関: 1日本大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.345 - P.354
文献購入ページに移動 黄斑部病変を有する原発性網膜色素変性症24症例48眼を,杵体−錐体ジストロフィーという疾病概念にたつて,検眼鏡および螢光眼底造影所見,眼球電図(EOG),網膜電図(ERG),色覚検査などの所見によつて,下記の四つの病型に分類できるものと考える。
(1)黄斑部dark spot縮小型:周辺部病変が徐々に黄斑部におよぶもので,螢光眼底造影ではmacular dark spotの縮小としてみとめられるもの。
(2)黄斑部色素上皮萎縮型:黄斑部中央に色素上皮の萎縮のみとめられるもので,進行例では脈絡膜毛細管板萎縮の加わるもの。
(3)標的黄斑病巣型
(2)および(3)はabiotrophicな変化が黄斑部にもあつて出現する病型と考えられる。
(4)黄斑部類嚢胞浮腫型:黄斑部類嚢胞浮腫のみとめられるもの。ジストロフィー過程で生ずる血管の変化にもとづく二次的な病型で,比較的軽症の網膜色素変性症にみとめられるもの。
(1)黄斑部dark spot縮小型:周辺部病変が徐々に黄斑部におよぶもので,螢光眼底造影ではmacular dark spotの縮小としてみとめられるもの。
(2)黄斑部色素上皮萎縮型:黄斑部中央に色素上皮の萎縮のみとめられるもので,進行例では脈絡膜毛細管板萎縮の加わるもの。
(3)標的黄斑病巣型
(2)および(3)はabiotrophicな変化が黄斑部にもあつて出現する病型と考えられる。
(4)黄斑部類嚢胞浮腫型:黄斑部類嚢胞浮腫のみとめられるもの。ジストロフィー過程で生ずる血管の変化にもとづく二次的な病型で,比較的軽症の網膜色素変性症にみとめられるもの。
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