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特集 第33回日本臨床眼科学会講演集 (その4) 学会原著
Trabeculectomyの術後成績
著者: 飯島富士雄1
所属機関: 1信州大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.635 - P.639
文献購入ページに移動2)術後60%の症例に眼圧の再上昇が見られたが,39%は薬剤使用によりコントロール可能となった。再上昇の時期は大部分6カ月以内であった。
3)術前のC値の良い症例,術中強膜の縫合にデキソンを用いた例,徳後のbleb形成された症例などにおいて眼圧のコントロールが良好であった。
4)視野は,術後眼圧がコントロールされても経過観察中に悪化を示す例があった。
5)重篤な合併症は少なかった。
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