文献詳細
総説
糖尿病性網膜症の病因とその管理
著者: J. Campbell1 野寄喜美春2
所属機関: 1コロンビア大学医学部眼科 2埼玉医科大学眼科
ページ範囲:P.793 - P.799
文献概要
すでに光凝固は視力の維持に非常に有効であることは多くの研究が示している。これらの治療はとくに片眼が糖尿病網膜症で失なわれ,再発性の硝子体出血が起こり,増殖性の変化があり視力の低下が進行しているときには,必須である。しかも注意深く行なわれれば光凝固による危険は比較的少ない。しかし糖尿病はまだ引き続いて医学と眼科医にとって非常に大きな問題をかかえている。
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