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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科34巻6号

1980年06月発行

文献概要

特集 第33回日本臨床眼科学会講演集 (その5) 学会原著

眼底の観察できる新しいハプロスコープ(Fundus Haploscope)について

著者: 稲富昭太1 寺尾直道1 可児一孝2 阿部國臣3 大野隆4

所属機関: 1滋賀医科大学眼科学教室 2兵庫医科大学眼科学教室 3甲南カメラ研究所 4大野カメララボラトリー

ページ範囲:P.815 - P.819

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 赤外線によって眼底を観察することのできる大型弱視鏡を試作し,Fundus Haploscopeと名づけた。その特徴は次のようである。
 (1)従来の大型弱視鏡の機能をすべて備えている。
 (2)眼底は赤外線カメラによってモニターTV上で観察され,被検者のみる視標も同時に受像され,視標と眼底の位置関係が明確にできる。
 (3)眼底は赤外線によって観察するので,被検者には苦痛は全くない。
 (4)視標のピント合わせと眼底のピント合わせが同時に行える。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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