文献詳細
特集 第33回日本臨床眼科学会講演集 (その5)
学会原著
文献概要
(1)強度近視110家系の発端者について検討した結果,優性型と劣性型では,量的形質としての屈折度と眼軸長との間に関連は認められなかったが,質的形質としての眼底病変では,劣性型の若年者に斑状病変および後部葡萄腫が発生しやすい傾向がみとめられた。
(2)強度近視の親子例を観察すると,屈折度および限軸長が量的形質として,さらに眼底病変が質的形質として遺伝されるのではないかと推定された。
(2)強度近視の親子例を観察すると,屈折度および限軸長が量的形質として,さらに眼底病変が質的形質として遺伝されるのではないかと推定された。
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