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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科34巻7号

1980年07月発行

文献概要

特集 第33回日本臨床眼科学会講演集 (その6) 学会原著

熊大眼科における眼サルコイドーシスの統計的考察—特に診断時の眼症状について

著者: 池間昌陸1 宮本文夫1 岡村良一1

所属機関: 1熊本大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1007 - P.1012

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 (1)熊大眼科における眼サルコイドーシス55例の眼科での診断時における眼病変について統計的考察をおこなったが,眼病変では前部ブドウ膜炎が46例(83.6%)で最も高頻度に認められた。
 (2)病変の組合せとしては前部ブドウ膜炎+網膜血管炎+網脈絡膜滲出斑が20例で最も多い組合せであった。
 (3)眼サルコイドーシスの8例にみられた鋸状縁部の滲出性変化について報告したが,この変化はサルコイドーシスに比較的特徴のある所見ではないかと考える。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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