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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科34巻7号

1980年07月発行

文献概要

特集 第33回日本臨床眼科学会講演集 (その6) 学会原著

ベーチェット病および原田病におけるインターフェロンの検索

著者: 加藤富士子1 大野重昭1 松田英彦1 藤井暢弘2 皆川知紀2

所属機関: 1北海道大学医学部眼科学教室 2北海道大学医学部細菌学教室

ページ範囲:P.1013 - P.1016

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 ベーチェット病患者46例143検体および原田病患者16例76検体を対象に血中IFを検索したところ次のような結論を得た。
 (1)正常対照群平均6.8単位に対しベーチェット病患者群平均は55.7単位,原田病患者群平均は52.1単位と著明な高値を示した。
 (2)ベーチェット病の発作前期および発作期に著明な低下をみた。
 (3)原田病では臨床過程にやや遅れて発症より1カ月,2カ月目に有意の上昇をみた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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