文献詳細
特集 第34回日本臨床眼科学会講演集 (その1)
学会原著
文献概要
(1)糖尿病性網膜症25例,静脈血栓症22例,Eales病3例の計50例を対像とし,硝子体手術前に超音波,ERG検査を実施し,術後視力との相関をみた。
(2)超音波にて完全硝子体剥離で,かつERGにてnomalのものは,術後平均視力0.95(0.6〜1.5)と良好で,超音波にて不完全硝子体剥離で,かつERGにてflatのものは術後視力は不良であった。
(3)術前の超音波,ERG検査の組み合わせ分類は,術後視力とよく相関した(P<0.01)。すなわち術前の超音波,ERG検査の組み合わせにより,術後の視力予後推定の可能性が示唆された。
(2)超音波にて完全硝子体剥離で,かつERGにてnomalのものは,術後平均視力0.95(0.6〜1.5)と良好で,超音波にて不完全硝子体剥離で,かつERGにてflatのものは術後視力は不良であった。
(3)術前の超音波,ERG検査の組み合わせ分類は,術後視力とよく相関した(P<0.01)。すなわち術前の超音波,ERG検査の組み合わせにより,術後の視力予後推定の可能性が示唆された。
掲載誌情報