icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科35巻2号

1981年02月発行

臨床報告 カラー臨床報告

脳回転状網脈絡膜萎縮症

著者: 渡辺忍1 村上文代1 吉村睦雄1

所属機関: 1鹿児島大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.293 - P.297

文献概要

 脳回転状網脈絡膜萎縮症は,稀な劣性遺伝子による遺伝性眼底疾患であるが,近年,体液生化学異常が発見され注目されつつある。17歳男子と23歳男子にみられた症例を報告した。両症例とも定型的な臨床像をしめし,かつ高オルニチン血症およびオルニチン尿の所見が追認された。本疾患に対する認識を広める目的で眼底写真とともに症例を提示した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら