文献詳細
臨床報告
文献概要
全眼球炎および眼内炎の20症例を報告した。穿孔性眼外傷によるもの2例,白内障手術によるもの2例,結膜下注射によるもの1例,角膜潰瘍穿孔によるもの2例,緑内障手術後濾過瘢痕感染によるもの6例,転移性と思われるもの7例であった。
患者側の素因として糖尿病が重要であり,20例中4例が糖尿病患者であった。
濾過瘢痕感染6例のうち4例までがトラベクレクトミー後のものであった。トラベクレクトミーは従来の濾過手術と明らかに同じ危険性をもっている。
起炎菌は16例中12例に検出され,以下のごときものであった。Staphylococcus aureus,Pseudomonas aeruginosa, Diplococcus pneumoniae, Streptococcus haemolyticus (α—haemolytic type), Streptococcus haemolyticus (β—haemolytic type), Enterobacter, Klebsiella aeurgenes.
患者側の素因として糖尿病が重要であり,20例中4例が糖尿病患者であった。
濾過瘢痕感染6例のうち4例までがトラベクレクトミー後のものであった。トラベクレクトミーは従来の濾過手術と明らかに同じ危険性をもっている。
起炎菌は16例中12例に検出され,以下のごときものであった。Staphylococcus aureus,Pseudomonas aeruginosa, Diplococcus pneumoniae, Streptococcus haemolyticus (α—haemolytic type), Streptococcus haemolyticus (β—haemolytic type), Enterobacter, Klebsiella aeurgenes.
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