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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科35巻3号

1981年03月発行

文献概要

特集 第34回日本臨床眼科学会講演集 (その3) 学会原著

黄斑部脈絡膜新生血管に関する臨床的研究(その2)—特発性新生血管黄斑症idiopathic neovascular maculopathyの長期観察

著者: 永田黄1

所属機関: 1日本大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.357 - P.365

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(1)特発性新生血管黄斑症には,若年型と老人型という二つの中心概念があるが,何れの性格も兼ねそなえた中間型がある。
(2)特発性新生血管黄斑症は若年型は女性に多く,老人型は男性に多い傾向がみられる。
(3)老人型にも急激な出血により発症し,比較的予後の良い出血性色素上皮剥離型がある。
(4)特発性新生血管黄斑症の検眼鏡所見である滲出斑は若年型にはみられず,老人型の特徴の一つと考えらる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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