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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科35巻5号

1981年05月発行

特集 第34回日本臨床眼科学会講演集 (その5)

学会原著

Opportunistic pathogenとしてのブドウ糖非発酵グラム陰性桿菌による眼感染症

著者: 大石正夫1 永井重夫1

所属機関: 1新潟大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.773 - P.778

文献概要

 ブドウ糖非発酵グラム陰性桿菌,P. cepacia 10症例ならびにP.maltophilia 1症例の臨床的検討を行った。なお,P. cepacia家兎眼接種実験で角膜炎の発症がみとめられた。
 本菌群は日常生活環境に広く常在して,二次的に眼感染症の原因菌となりうるもので,常用抗生剤,消毒薬に抵抗性の多いことから,院内感染,治療にあたっては十分に注意すべきこと,ならびに今後の臨床的検討が必要であることを述べた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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