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特集 第34回日本臨床眼科学会講演集 (その5) 学会原著
円錐角膜の統計的観察
著者: 中安清夫1 中馬祐一1 田中稔1 金井淳1 糸井素一2
所属機関: 1順天堂大学眼科 2京都府立医科大学眼科
ページ範囲:P.807 - P.813
文献購入ページに移動(1)患者の男女比は,男性71.1%,女性28.9%であった(2.46:1)。
(2)両,片眼性比は,両眼性72.3%,片眼性27.7%であった(2.61:1)。
(3)自覚的視力低下年齢は,X=14.21歳であった。
(4)全層角膜移植術は,16.6%に実施されており,移植年齢は,X=22.9歳であった。
(5)患者の体型的特徴は,日本人の標準値に近い体型,もしくは,やや痩せ型であると思われた。
(6)患者のABO血液型で,B型が29.2%と対照と比べ有意に多く認められた。
(7)既往歴に,アトピー性疾患が22.7%と対照に比べ有意に多く認められた。
(8)眼軸長測定の結果,前房深度X=4.15mm,水晶体前後径X=3.69mm,硝子体前後径X=17.20mm,全眼軸長X=25.05mmであった。
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