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文献概要
特集 第34回日本臨床眼科学会講演集 (その5) 学会原著
タイ国での失明対策の現状
著者: 紺山和一1 赤松恒彦1
所属機関: 1順天堂大学眼科
ページ範囲:P.829 - P.834
文献購入ページに移動(1)我々はタイの眼科医療のレベルアップにつとめ,失明防止システム作りに参画した。
(2)タイ国は中進国の中間入りをし,失明率0.6%程度でWHOのランクでBランクに入っている。
(3)医師の意識の改革をめざし,インターンなど研修期を地方に送ることにより成功させつつある。
(4)失明防止活動はWHOの呼びかけにより活動をはじめたが,その対応が早くかつ実をいちはやく上げつつある基礎には,日本政府援助による人づくり,新しい眼科教育機関の創設が大きな力となっている。
(5)医療援助のあり力はいろいろあるが,我々が指向した,人づくり,システム作りの方向は,長い目でみてもっとも良い方法と確信する。
(2)タイ国は中進国の中間入りをし,失明率0.6%程度でWHOのランクでBランクに入っている。
(3)医師の意識の改革をめざし,インターンなど研修期を地方に送ることにより成功させつつある。
(4)失明防止活動はWHOの呼びかけにより活動をはじめたが,その対応が早くかつ実をいちはやく上げつつある基礎には,日本政府援助による人づくり,新しい眼科教育機関の創設が大きな力となっている。
(5)医療援助のあり力はいろいろあるが,我々が指向した,人づくり,システム作りの方向は,長い目でみてもっとも良い方法と確信する。
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