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特集 第34回日本臨床眼科学会講演集 (その6) 学会原著
黄斑色素および視感度の加齢について
著者: 安間哲史1 鳥井文恵1 市川宏1
所属機関: 1名古屋大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.945 - P.949
文献購入ページに移動(1)黄斑色素による吸収量は467 nmでは平均0.258 logであり,加齢による影響はみいだせなかった。
(2)網膜中心部では加齢による感度低下はあまり明らかではなかったが,10°周辺網膜では加齢と感度低下との問に相関が認められた。ことに,短波長光に対する感度低下は著明であった(P<0.05)。
(3)このことから,加齢による感度低下は周辺部の青錐体系に最も強くあらわれると考えた。
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