文献詳細
特集 第34回日本臨床眼科学会講演集 (その7)
学術展示
文献概要
眼トキソプラズマ症は,網脈絡膜炎の中でも決して稀なものではないが,発症早期に的確に診断することは必しも容易ではない。またその病巣部位は、後極部から赤道部にかけて存在するのが最も一般的とされており,診断に際しては,眼底所見が最も重要であり,ついで血清学的診断が有用とされている。
最近われわれは,その眼底所見より,特に新鮮と思われる2症例を経験した。いずれの症例に対しても,アセチルスピラマイシンおよびステロイド剤の経口投与を行い,良好な結果をうることができた。
これら2例の眼トキソプラズマ症について診断,治療および臨床経過を報告し,他の知見例を含めて考察を加えたい。
最近われわれは,その眼底所見より,特に新鮮と思われる2症例を経験した。いずれの症例に対しても,アセチルスピラマイシンおよびステロイド剤の経口投与を行い,良好な結果をうることができた。
これら2例の眼トキソプラズマ症について診断,治療および臨床経過を報告し,他の知見例を含めて考察を加えたい。
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