icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科35巻7号

1981年07月発行

文献概要

臨床報告

眼球内悪性黒色腫の1例—診断上の問題点

著者: 大西裕子1 金子行子1 金子明博2 広田映五3 板橋正幸3

所属機関: 1東京女子医科大学眼科学教室 2国立がんセンター眼科 3国立がんセンター病理

ページ範囲:P.1189 - P.1195

文献購入ページに移動
 右眼霧視を主訴とした55歳男性に硝子体混濁を認め眼底透見不可能の症例に対し動的超音波断層検査を行った。この検査により,耳側毛様体より脈絡膜にかけて存在するsolid massを短時間で検出できた。透光検査32P, uptake testなどの総合的診断より脈絡膜悪性黒色腫と診断し,眼球摘出を施行した。病理組織学的に眼球外に浸潤のないmixed typeの悪性黒色腫と診断した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら