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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科35巻8号

1981年08月発行

文献概要

文庫の窓から

本草綱目(1)

著者: 中泉行信1 中泉行史1 斎藤仁男1

所属機関: 1研医会

ページ範囲:P.1364 - P.1365

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 "本草"という名称,その出所,時代等については諸説があって明確ではないが,いずれも紀元前に遡る話である。また,その意味も不老長生とか,錬金といったことに深い関連があるようである。
 一般的に本草学の始祖は伝説の神農といわれ,その最も古い書物は「神農本草経」とされている。しかし,不老長生,食治却病,治療疾病に使用する薬物をも含めて考究する学問としての本草学が大成されたのは中国の明代,万暦年代に至ってのことで,その大成された本草書が李時珍の「本草綱目」である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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