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"本草"という名称,その出所,時代等については諸説があって明確ではないが,いずれも紀元前に遡る話である。また,その意味も不老長生とか,錬金といったことに深い関連があるようである。
一般的に本草学の始祖は伝説の神農といわれ,その最も古い書物は「神農本草経」とされている。しかし,不老長生,食治却病,治療疾病に使用する薬物をも含めて考究する学問としての本草学が大成されたのは中国の明代,万暦年代に至ってのことで,その大成された本草書が李時珍の「本草綱目」である。
一般的に本草学の始祖は伝説の神農といわれ,その最も古い書物は「神農本草経」とされている。しかし,不老長生,食治却病,治療疾病に使用する薬物をも含めて考究する学問としての本草学が大成されたのは中国の明代,万暦年代に至ってのことで,その大成された本草書が李時珍の「本草綱目」である。
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