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特集 第34回日本臨床眼科学会講演集 (その9) 学術展示
Zeiss microvideomat 2を用いた白内障混濁の定量
著者: 岡本俊彦1
所属機関: 1日本医科大学眼科学教室
ページ範囲:P.1485 - P.1488
文献購入ページに移動 白内障水晶体の混濁定量化の一方法として,徹照写真をZeiss社製画像解析装置microvideomat 2を用いて分析した。この方法では比較的簡単に白内障の混濁陰影を約5〜8段階に分け,各濃度ごとにその形状を観察し,面積を測定することができる。結果は測定値の安定度も良く,各々の混濁量を的確に表わしている事が確認された。
しかし,現時点では徹照写真自体の再現性に問題があり,この改良が今後の課題となる。安定した徹照撮影が可能になれば,本法は比較的混濁量の少ない白内障の経過観察には非常に有効な方法と思われる。
しかし,現時点では徹照写真自体の再現性に問題があり,この改良が今後の課題となる。安定した徹照撮影が可能になれば,本法は比較的混濁量の少ない白内障の経過観察には非常に有効な方法と思われる。
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