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特集 第34回日本臨床眼科学会講演集 (その9) 学術展示
白内障手術後の角膜乱視変化について—8-0デキソンおよびナイロン使用
著者: 佐藤孜1 杉田孝子1
所属機関: 1関東中央病院眼科
ページ範囲:P.1497 - P.1502
文献購入ページに移動(2)デキソンを用いた例では,術後3〜6週頃に大きく倒乱視化し,8週頃に倒乱視側で収束した。
(3)ナイロンを用いた例では,乱視変化は軽微であり,一定の規則性を認めなかった。
(4)デキソンの場合の変化は,糸の融解吸収過程と一致し,糸の吸収時に創癒着は未完成であり,創接合部に弛みを生ずると考えた。
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