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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科36巻10号

1982年10月発行

文献概要

連載 眼科図譜・299

原発性角膜脂肪変性症と考えられる1症例

著者: 山本哲也1 堀貞夫1 谷島輝雄2

所属機関: 1東京大学医学部眼科学教室 2東京大学医学部分院眼科

ページ範囲:P.1212 - P.1213

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 角膜脂肪変性症は角膜に脂質が異常に沈着する疾患の一つであり,臨床的には黄白色で,一部に結晶様反射のある極めて濃厚な主として角膜実質の混濁が主な所見である。角膜脂肪変性症は普通は炎症等の眼疾患の既往のある眼に発生するが,時に何らの異常も認められない眼に発生することがあり,これを原発性角膜脂肪変性症と呼んでいる1)。我々は本症と考えられる1症例を経験したので報告する。
 症例:64歳,男性(病歴番号:56-1531)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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