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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科36巻10号

1982年10月発行

文献概要

臨床報告

眼球再建のための角膜移植

著者: 稲葉和代1 谷島輝雄1

所属機関: 1東京大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1253 - P.1257

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 従来の治療法では,治療困難な高度の角膜病変に対し,眼球の形を保持することを目的に,角膜移植術および硝子体切除術を同時に行うreconstructive keratoplastyを行った。
 対象は1979年6月から1981年5月までの2年間に行った10例で,眼球保存の目的は全例に達せられた。視力改善も5例にみられた。これらの原疾患,経過等につぎ検討し,原疾患・適応を選べば眼球形態の保存に有用な方法であるとの結論を得た。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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