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眼科手術学会
文献概要
原発慢性閉塞隅角緑内障の症例にGrote1)のtranstrabecular iridectomyの変法を施行し,76%の眼圧コントロールを得ることができた。本法は原発慢性閉塞隅角緑内障で既にかなり病勢の進行したものには適切な術式であると考えられた。術後合併症に重篤なものはなく,combined mechanism glaucomaやopen angle glaucoma with narrowangle componentsの症例にも適応されてよいものと考えられる。
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